ちよだLoversの仲間達が日常を綴るつれづれ日記

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日本工業倶楽部

師走のイルミネーションが綺麗な丸の内、新丸ビルと通りを挟んで『日本工業倶楽部会館』という大正時代創建の建物がある。日本工業倶楽部は当時の有力実業家の集まりで、日本の近代化の工業発展に寄与してきた。そのメモリアル的建造物は80年の歳月を経て平成15年に創建時の雰囲気を残しリニューアルし現在に至る。

日本における数少ない本格的なセセッション様式の5階建ての建物は、外壁や正面屋上に置かれた二つの人像(男性はハンマー、女性は糸巻きを手にし、当時の二大工業石炭と紡績の象徴)を忠実に残し、内装も当時を偲ばせる豪華な階段、矢印の針表示のエレベーターを採用した鉄筋コンクリート造り。



倶楽部組織の建物なので普段は一般公開されていないが、結婚式場や講演会場としても運営されているので、機会があれば内部を見ることもできるし、内部の写真撮影もOK。今回は参加した講演会の聴衆として内部のレポートをしてみました。東京駅から地下通路も直結しています。

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井上 琢也

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